肩こりと頭痛や生活習慣の関連性
緊張型頭痛
片頭痛の原因が実は肩こりだったという話はよくあります。 頭痛が原因の肩こりもありますし、反対に肩こりが原因の頭痛もあります。 「肩こり」と「頭痛」は、切っても切り離せない蜜な関係なのです。 肩こりで悩んでるという方が、同じく頭痛にも悩まされているというパターンはとても多いですが、 肩こりから来る頭痛を、「緊張型頭痛」といいます。
この緊張型頭痛は、肩こりが解消されれば頭痛もなくなるのです。 緊張型頭痛の大きな特徴は、まず最初に肩こりの症状が現れます。 その後に、徐々に頭痛が現れていくといった形で発展していくことが多いです。 どうしてかといいますと、肩こりによって肩の筋肉が緊張してしまうのが原因です。 肩の筋肉の緊張が頭の方にまで伝わると、頭痛が引き起こされてしまうといったメカニズムになります。
痛みというのは体のSOS
肩こりからくる緊張型頭痛は、後頭部の辺りが痛くなると言った痛み方をするのが特徴です。 他には、後頭部から首にかけての痛みだったり、頭が締めつけられる様な痛み方をします。 片頭痛とは明らかに違った痛み方でして、吐き気といった症状はありません。 この肩こりから来る頭痛は、様々な痛みを引き起こすこともあります。 たとえば眼精疲労だったり、めまいも起きやすくなります。
痛みというのは体のSOSです。 肩こり、頭痛、眼精疲労、めまいといった症状が長く続いていきますと、人間の体はだんだんとおかしくなります。 慢性的な体のだるさが続き、それによって他の不調を引き起こしてしまいます。 肩こりひとつから、普通の生活ができない体になってしまうのです。 慢性化する前に、緊張してしまった筋肉をほぐしてあげて下さい。 もちろん、十分な休息も大切です。 これらのことを、継続的に続けてあげれば、もし頭痛や他の症状が起こっていたとしても、徐々に改善されていくと思います。